キノの旅お絵かきひとコマリレー2

お絵描きひとコマリレー2、続き

キノのひとコマ7
鏡の前から動きそうに無いエルメスを見たキノは、飽きるまでやらせておこうとウェイトレスにデザートを頼んだ。
時間つぶしの為に・・
キノ、無関心度が高くなっていないか…?

「ウフフフフ~vv」

エルメスはエルメスで、鏡の前に立ちつつ、色々な思考をめぐらせていた。

(僕って人間の姿だと結構いけてるよね~vモトラドの時もスマートでかっこよかったけどねぇvあ、そういえば前から着てみたかった服があるんだったっけ。キノに催促して買ってもらおうかな~?きっと似合うぞ~vそれにキノとデートしてるみたいで面白そうだしねぇ~vフフンvそうそう、あのエロ犬(陸)がいたらさぞかし羨ましがったんだろうなぁ~v人間って素晴らしい…v)

・・・・
と、幸せに浸っていたその時

「あれ、君はたしか…」

「あ」

以前聞いたことのある男の声と、キノの驚いた声が上がる。
これは・・シズ?         作:不破 (または不知火

キノのひとコマ8
※↑エルメス。陸は銀髪にした。

「おや、また会えるとは思ってませんでした。」とキノ。
「こちらもです。」微笑むシズ。
このように和やかな雰囲気で会話が始まった。
エルメスは、ふと鏡に映った景色を見た。
”ん!?誰だあの美形!?”
やっと鏡から目を離しうしろ振り返った。
その美形の人はエルメスをじっと見ている。
”なんだあ~!やる気か!ボクのほうがかっこいいもん!!!”
エルメスは一人で勝手に相手をチョー意識した。
そして、チョッピリにらんでやった。
美形の人はエルメスに向かって右手を上げ、
「やあ!ポンコツ。」
とにっこり微笑んだ。
「ま・さ・か!!!」「エロ犬!?(←陸)」
思わず、モノクロ化するエルメスに陸はほくそえむのであった。
                          作・茶乃(さの)



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