キノの旅お絵かきひとコマリレー2お絵描きひとコマリレー2、続き鏡の前から動きそうに無いエルメスを見たキノは、飽きるまでやらせておこうとウェイトレスにデザートを頼んだ。 時間つぶしの為に・・ キノ、無関心度が高くなっていないか…? 「ウフフフフ~vv」 エルメスはエルメスで、鏡の前に立ちつつ、色々な思考をめぐらせていた。 (僕って人間の姿だと結構いけてるよね~vモトラドの時もスマートでかっこよかったけどねぇvあ、そういえば前から着てみたかった服があるんだったっけ。キノに催促して買ってもらおうかな~?きっと似合うぞ~vそれにキノとデートしてるみたいで面白そうだしねぇ~vフフンvそうそう、あのエロ犬(陸)がいたらさぞかし羨ましがったんだろうなぁ~v人間って素晴らしい…v) ・・・・ と、幸せに浸っていたその時 「あれ、君はたしか…」 「あ」 以前聞いたことのある男の声と、キノの驚いた声が上がる。 これは・・シズ? 作:不破 (または不知火 ※↑エルメス。陸は銀髪にした。 「おや、また会えるとは思ってませんでした。」とキノ。 「こちらもです。」微笑むシズ。 このように和やかな雰囲気で会話が始まった。 エルメスは、ふと鏡に映った景色を見た。 ”ん!?誰だあの美形!?” やっと鏡から目を離しうしろ振り返った。 その美形の人はエルメスをじっと見ている。 ”なんだあ~!やる気か!ボクのほうがかっこいいもん!!!” エルメスは一人で勝手に相手をチョー意識した。 そして、チョッピリにらんでやった。 美形の人はエルメスに向かって右手を上げ、 「やあ!ポンコツ。」 とにっこり微笑んだ。 「ま・さ・か!!!」「エロ犬!?(←陸)」 思わず、モノクロ化するエルメスに陸はほくそえむのであった。 作・茶乃(さの) |